折々のことば:3221 鷲田清一 折々のことば 2024年10月1日 5時00分羅夢 諸星2024年10月1日読了時間: 1分5つ星のうちNaNと評価されています。 二つのモメントが私の中でギリギリと回転し、身が引き裂かれる。それはまた壮烈な充実感でもあった。(岡本太郎) ◇ ものを作っている時は、「解(わか)られることなんて卑しい」と、意思疎通を拒むが、ものを考える時は逆に、己を隔て、「インテレクチュアルな筋に身を置」くと、前衛芸術家は言う。70年万博の「太陽の塔」の建設中も、「わが世界美術史」の連載に取り組む。時間がない時ほど「根源的な問題に身をぶつけたくなる」と。『美の呪力』から。
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