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余録 毎日新聞2024/12/8 東京朝刊627文字

  • 執筆者の写真: 羅夢 諸星
    羅夢 諸星
  • 2024年12月15日
  • 読了時間: 2分

 NHKの連続テレビ小説「虎に翼」で取り上げられた戦前の首相直属機関「総力戦研究所」が、米国と戦争した場合の分析を内閣に報告したのは1941年8月末だった


▲当時の軍部や官僚らの中堅・若手精鋭がデータを基に進めたシミュレーション結果は「日本必敗」。戦争が長期化し、最後はソ連参戦で行き詰まることまで予測した。だが、東条英機陸相は「机上の演習と実戦は異なる」と退け、口外を禁じたという。「昭和16年夏の敗戦」(猪瀬直樹著)に詳しい


▲報告から3カ月余を経た12月8日、日本は太平洋戦争に突入する。長引く日中戦争に閉塞(へいそく)感が漂う中での米英への宣戦布告に社会は快哉(かいさい)を叫び、熱狂した。総力戦研究所は、政府が自国を客観視できた最後の場だったのかもしれない


▲来年は戦後80年にあたる。「8・15」への道は「12・8」で固まった。冷静な議論が通用しない空気がなぜ、形作られていったのか。ネット時代を迎えたメディアこそ重く受け止めるべき日でもある


▲作家、太宰治は短編「十二月八日」で開戦当日を「日本も、けさから、ちがう日本になったのだ」と記した。高揚した記述が目立つ他の作家たちに比べ、ユーモアで不安を包み隠したような作品である。「ちがう日本」に後戻りの道はなかった


▲ウクライナやガザ地区で戦闘や攻撃が続く。戦いがいったん始まれば、止めることがいかに難しいか。戦争を始めても、始めさせてもならない。そのために何が必要か。戒めが重みを増す「開戦の日」だ。



ree

2件のコメント

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ゲスト
2024年12月15日
5つ星のうち5と評価されています。

 ブログの記事を、非常に興味深く、拝読させて戴いております。


 私は、激痛で、うつ伏せの状態で布団から殆ど動けません。


 怖れていた状態に、遂に、陥ってしまいました。


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Naoya Masuyama
2024年12月15日
返信先

外川さん・・・


此処で書かれるのが躊躇いが御座いますのであれば、ヤフーメールで私に外川さんの願いを書いてください・・・


可能な限り、善処させてください。


外川さんとのお付き合いも十年越しにはなったと想われます。


何かのご縁でしょう。


草馬ゆにこさんはホーム・ページを閉じられたようなので、安否確認ができません・・・😨


ヤフーメールを送られるとき、何かしらのサイン、(外川さんのホームページでのメールを私に送ったとのサイン)を送ってくださると、善処のしかたが優しいと想われます。


今日は麻生区はポカポカ陽気ですね・・・💕🤗


ree

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