平成五年三月に慶大を卒業し、四月から本社採用となり、試用期間（四月から八月末日まで）を過ぎて、九月一日（水曜日）から小山工場油機製造部工作課に配属され、コマツ川崎OB会会長（現）（９３年当時、工作課主任、山田荘一氏）と私との上司、部下を超えた、支配従属関係を黙認した当時の部課長の責任認否を問わず、放置続けた結果、重症の精神疾患を患った。その人間関係の破綻劇が私に責任の所在があり、森黙認せず

平成五年三月、慶應義塾大学を卒業し、四月から本社採用となった私は、初めての社会人生活をスタートしました。この時期は、就職氷河期とも言われ、多くの新卒者が厳しい状況に直面していましたが、私も例外ではありませんでした。試用期間を経て、小山工場の油機製造部工作課に配属され、初めての仕事に胸を膨らませていました。しかし、その華やかな期待とは裏腹に、私の職場環境は思わぬ困難に直面することになります。

配属初日から、私は工作課主任の山田荘一氏と関わることになりました。正直に言えば、当初は彼と良好な関係を築けると期待していました。しかし、少しずつ彼の言動に違和感を覚えるようになりました。彼の厳しい指導方法は、しばしば私に対する威圧的なものとなり、内部的な人間関係の schlechtes Klima（悪化した環境）が生まれていくことになりました。この状況は、私にとって非常にストレスの多いものでした。

特に心に残るのは、コマツ川崎OB会の会長を務めていた山田氏との関わりです。彼との接し方は、部下としての私には分が悪いものでした。彼の高圧的な態度や、私の意見を聞き入れない姿勢が、次第に私の精神的な健康に影響を及ぼすことになったのです。その職場環境が私にとって持続的なストレス源となり、次第に重症の精神疾患を患う結果となりました。

私の状況に対する会社の対応は、期待とは裏腹に冷淡でした。小山工場総務部の総務課長であった筆谷欣五郎氏の発言からも、私の人間関係の破綻が私一個人の責任とされたことに驚愕しました。会社の責任を問うことなく、個人の問題として切り捨てられる様子は、私にとって非常に悲しいものでした。

このような状況下で、森喜朗氏が登場します。彼は私の精神的苦痛に対して何らかの支援や対策を提供するものではありませんでした。むしろ、彼の姿勢は、会社の責任を軽視し、自らの存在意義を誇示するものでした。このように、権力者が責任を逃れようとする姿は、私にとって大きな矛盾であり、さらなるストレスを引き起こしました。

私の経験を通じて感じたのは、職場環境がどれほど重要であるかということです。人間関係の良好さは、仕事の生産性や社員のメンタルヘルスに大きな影響を与えます。もし、当時の私が求めていたサポートが会社から提供されていれば、また、違った結果が待っていたのかもしれません。

この経験から学んだ重要性は、自分自身を守るための方法を見つけることです。職場での人間関係の悪化に直面した際には、自分の気持ちや状況をしっかりと見つめ返すことが重要です。そして、信頼できる同僚や上司、場合によっては専門家のサポートを受けることが大切だと感じました。

今振り返ると、あの時代に求められたのは、共感と理解でした。労働者が健康で生き生きと働くためには、健全な職場環境が必要不可欠です。このメッセージが、現代のビジネスシーンでどれほど重要かを、私の経験を通じて伝えたいと思います。

私たちは、どのような状況においても、自分自身の価値を理解し、必要なサポートを求める権利があります。企業側もまた、従業員の声に耳を傾けることが重要です。コミュニケーションの健全性が確保されることで、生産性の向上や社員の定着率向上につながるでしょう。

結局のところ、私たち一人一人が幸せに働ける環境を作ることが、企業の持続的な成長をもたらします。過去の経験は、私にとって大切な教訓であり、これからの職場での人間関係の在り方に大きな影響を与えています。

これらの思いを胸に、私は今後も職場環境の改善に努め、同じような問題に直面している方々のサポートを行っていきたいと考えています。私たちの気持ちが理解され、自らの価値が認められる職場を実現するために、一歩ずつ進んでいくことが重要です。

このブログを読んでいる方々が、より良い職場環境を求め、また、それを実現するための行動を起こすきっかけになれば幸いです。私たちは、共に支え合い、成長することで、より良い未来を築いていくことができます。